2019年 05月 09日
長いお休み
気にして下さっている方がいたら、本当に申し訳ないことです。
子供が2歳。
妻がフルで働いていて、棋士という、時間に余裕がある立場としては家事や育児に奔走しているうちに
「気持ちの上では育休」みたいな気持ちでいました。
厄年の期間中でもありましたし。
もうすぐ42歳。もう、いい大人ですね。
いい、大人なはずですね。
なんとなく、5月は気分が上向きになります。
この機をとらえて、ブログも復活に持って行こう。
そんな気分です。
2019年 05月 09日
2018年 03月 19日
●プロ初段レベルを一つの目標と考えて、囲碁の上達について考察してみます。
◎プロ初段レベルだと、部分的な戦い(攻め合いや手筋、詰碁やヨセなど)においてかなりのレベルに達しています。
院生や、それらの子が、ずば抜けて接近戦が強かったとしても、プロ初段と同等かというと、そうではありません。
作戦の立て方、戦いのかけひき、部分の戦いにおいての良し悪しを判断する力、形の良し悪しを判断する力・・・
これらは、「個別の形のないもの」という言い方ができるでしょうか。
そういう、色々なことを判断する力が必要なのです。
部分的な戦いにおいては、答えが出やすいです。
それに反して、判断力は「センサー的なもの」と言えるでしょう。
◎碁には大きく分けて二つの力が必要です。
「部分戦の力」
部分での戦い。
論理的思考で対応でき、善悪や優劣をはっきり出せることが多い。
「判断する力」
センサーのようなもので、感覚や経験に頼り、善悪や優劣が数字で出しにくい。
大きく分けると、この二つになります。
上達するためには、このどちらの能力も伸ばしていかなければいけません。
「一人勉強」で習得するのは、前者。
反対に後者は、「複数での勉強」の方が効果が得られやすいと考えます。
新しい考え方を知ったときに、それを「一人勉強で振り返ること」は大切。
もちろん、後者の「判断力」を「一人勉強」でレベルアップさせることもできるとは思います。
ただ、「より高いレベルの感覚を身につける」ことを目指すなら、高いレベルの意見や考え方に触れて、「それら(自分にないもの)を取り入れる」方が上達が早いと考えます。
2018年 01月 15日
2017年 11月 23日
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